腕時計ブランド紹介  |

タグホイヤー特徴

タグホイヤーという腕時計ブランドは以前は、初めて機械式リストウォッチやスポーツ・リストウオッチを持つユーザー向けの、言わばエントリーモデルを展開するブランドでした。ところが約10年程前に、リストウォッチとして初めて100分の1秒を計測する「カレラ・キャリバー360」を発表し、さらにコンセプトモデルとして歯車を使わず、ベルトで輪列を構成する「モナコV4」を発表したあたりから、大きく様変わりし、エントリーモデルだけではなく、1000万円を超える超複雑高級モデルをも排出する魅力ある一大ブランドに変貌しました。
そのキーマンはギィ・セモンという研究開発部門の責任者を務めている人物で、彼は時計業界ではなく、航空宇宙産業から時計業界にやってきた、非常に異質の経歴を持っています。彼が果たそうとしていることは「リストウォッチの既成概念を根本から覆すこと」だということです。
その成果がここ数年実を結んできていて、コンセプトウォッチだった「モナコV4」の完成(製品化)、先に挙げた「カレラ・キャリバー360」の弱点を見直し、駆動系を完全に独立させた「カレラ・マイクログラフ100」、さらにリストウォッチで1000分の1秒の計測が可能な「マイクロタイマー フライング1000」、そしてついに10000分の1秒の計測を可能にした「マイクロガーダー10000」、そしてテンプをゼンマイではなく磁石の力を利用して動かす「ペンデュラム」など、まさに「リストウォッチの既成概念を根本から覆すこと」で、タグホイヤーに新たな魅力を付け加えています。


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